「お金の勉強をしなきゃとは思ってるんだけど、何から始めればいいかわからない」
この相談、本当によく受けます。そして実は、私自身が一番遠回りした部分でもあります。携帯ショップの店長だった頃、いきなり株の本を買って挫折し、よくわからない保険に入り、なんとなくの投資で損をしました。
先に結論を言います。お金の勉強には正しい順番があります。「守る」→「稼ぐ」→「増やす」→「使う」の順です。
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なぜ多くの人が「増やす」から始めて失敗するのか
お金の勉強というと、ほとんどの人が投資(増やす)から入ります。気持ちはわかります。一番華やかで、一番夢がありますから。
でも考えてみてください。穴の空いたバケツに水を注いでも、水は貯まりません。ムダな保険料、払いすぎている税金、高すぎるスマホ代。この「穴」を放置したまま投資を始めても、増えるスピードより漏れるスピードのほうが速いんです。
しかも投資には元手が必要です。穴をふさがずに元手を作ろうとすると、生活を切り詰めることになり、続きません。
正しい順番は「守る」から
ステップ1:守る(穴をふさぐ)
まずやるべきは、出ていくお金の点検です。具体的には次の3つ。
- スマホ代などの通信費(ここは元店長として断言しますが、ほとんどの人が払いすぎです)
- 保険(本当に必要な保障だけに絞る)
- 税金の仕組みを知る(知っている人だけが取り戻せるお金があります)
この3つを見直すだけで、月2〜3万円浮く家庭は珍しくありません。年間なら30万円前後。投資で年30万円の利益を出すには、かなりの元手が必要です。見直しは「ノーリスクで確実に増える投資」だと私は考えています。
ステップ2:稼ぐ(入ってくる量を増やす)
穴をふさいだら、次は収入です。いきなり転職や起業ではなく、いまの自分の経験で何が提供できるかの棚卸しから。給料以外の収入が月1万円でもできると、お金に対する見え方がガラッと変わります。
ステップ3:増やす(お金に働いてもらう)
「守る」と「稼ぐ」で余裕ができて、はじめて投資の出番です。この順番なら、生活費を削らずに投資に回すお金が生まれているので、相場が下がっても慌てずに続けられます。
ステップ4:使う(お金を幸せに変える)
最後は意外かもしれませんが、「使い方」です。お金は貯めることが目的ではありません。何のために貯めて増やすのか。ここが決まっている人は、途中で挫折しません。
まとめ:今日やることは1つだけ
4つ全部やろうとしなくて大丈夫です。今日やることは1つだけ。先月のスマホ代を確認してください。それが「守る」の第一歩で、お金の勉強のスタートラインです。
このブログでは、4つのルールそれぞれを専門用語なしで解説していきます。遠回りした私が、最短ルートの地図を描いていくつもりです。