「手取りを増やしたい」と検索すると、ふるさと納税、iDeCo、副業、格安SIM……と無数のテクニックが出てきます。そして多くの人が、どれか1つをつまみ食いして終わります。
この記事では、個別のテクニックの前に、手取りを増やす方法の「全体像」を1枚の地図にします。地図があれば、自分が今どこを攻めるべきかが見えるからです。
手取りを増やすルートは、3つしかない
細かい手法は無数にありますが、大きく分けるとルートは3つだけです。
ルート1:出ていくお金を減らす(守る)
- 固定費の見直し ── スマホ代・保険・サブスク・電気ガス
- 税金の制度を使う ── ふるさと納税・医療費控除・iDeCo・(個人事業主なら)青色申告や小規模企業共済
特徴は、ノーリスクで、効果が毎月ずっと続くこと。手間は最初の1回だけです。ここが最優先です。
ルート2:入ってくるお金を増やす(稼ぐ)
- 副業を始める ── クラウドソーシング、スキル販売、発信など
- 本業の収入を上げる ── 昇進・転職・資格
特徴は、上限がないこと。ただし時間と労力がかかるので、ルート1で足元を固めてから取り組むのが効率的です。
ルート3:お金に働いてもらう(増やす)
- NISAなどでの積立投資
- 株式・不動産などの資産運用
特徴は、元手と時間が必要なこと。ルート1と2で作った余裕を、ここに流し込みます。
攻める順番は「守る→稼ぐ→増やす」
3つのルートには、効率のいい順番があります。守る→稼ぐ→増やすです。
理由はシンプルで、ルート1(守る)は確実でリスクゼロなのに、多くの人が手をつけていないから。たとえば固定費の見直しで月2万円浮けば、それは年24万円。副業でいきなり年24万円稼ぐより、ずっと簡単です。
この順番の詳しい理由は、お金の勉強の順番の記事で解説しています。
自分の「現在地」を知る方法
地図を手に入れたら、次は現在地です。やることは2つだけ。
- 給与明細を1枚見て、額面と手取りの差を確認する
- 先月の固定費(スマホ・保険・サブスク)を書き出す
この2つで、あなたがどのルートから攻めるべきかはほぼ決まります。ほとんどの人は、ルート1に伸びしろが眠っています。
まとめ
手取りを増やす方法は「守る・稼ぐ・増やす」の3ルートだけ。テクニックのつまみ食いをやめて、守るから順番に攻める。それが結局、一番の近道です。
