「副業を始めたいけど、売れるものが何もない」。この相談を受けるたび、私は同じ話をします。
売れるものがない人は、いません。棚卸しをしていない人がいるだけです。私が最初に売れたものは、携帯ショップで働いて身についた「携帯料金の知識」でした。当時の私にとっては当たり前すぎて、価値があると思っていなかったものです。
棚卸しの3つの質問
紙とペンを用意して、15分だけ時間をください。次の3つの質問に、思いつくだけ書き出します。
- Q1. 人からよく相談されることは?(頼られる=あなたが平均より詳しい証拠。パソコン設定、料理、保険選び、子育て、車、なんでも)
- Q2. 仕事で3年以上やってきたことは?(業界の常識は、業界の外では専門知識です。事務のExcel術も、現場の段取り力も立派な在庫)
- Q3. 人より苦労して乗り越えたことは?(借金返済、転職、ダイエット、資格試験。苦労の数だけ、同じ場所で困っている人がいます)
「当たり前」の中に商品がある理由
ここが最大のポイントです。あなたにとっての当たり前は、それを知らない人にとっては、お金を払ってでも欲しい情報です。
携帯ショップ店員だった私に「料金プランの見方」は呼吸レベルの常識でした。でも店の外では、毎月何千円も払いすぎている人だらけだった。価値は「珍しさ」ではなく「相手との知識差」から生まれます。だから、専門家である必要はありません。半歩先を歩いていれば十分です。
在庫を商品に変える手順
- 書き出した中から「Q1〜Q3で2回以上出てきたテーマ」を選ぶ(得意×経験の重なり=あなたの主戦場)
- まず無料で発信してみる(ブログ・SNS)。反応がある=需要の証拠
- 反応のあったテーマを、相談・代行・教材などの形にする。価格は最初は小さく、実績とともに上げる
私はこの順番で、ブログ→書籍→コンサルと階段を登ってきました。出発点は全部、あの15分の棚卸しにあったと思っています。
まとめ
売れるものがないのではなく、棚卸しをしていないだけ。3つの質問に15分で答えれば、あなたの在庫リストができます。価値は知識差から生まれるので、専門家である必要はありません。今夜、紙とペンでどうぞ。
始める前の決めごとは「副業を始める前に決めておく3つのこと」を、全体像はお金の勉強の地図をどうぞ。
