最初に、私が保険で守っている鉄則をお伝えします。保険は、付き合いやノリで入ってはいけません。
▶ この内容は動画でも解説しています(保険の見直し完全ガイド・6分)
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「お世話になっている人に勧められたから」「みんな入ってるから」「なんとなく不安だから」。この入り方をした保険は、ほぼ確実に見直しの対象になります。保険は「不安」で選ぶものではなく、自分の目的と将来像を明確にしたうえで、公的な制度で賄いきれないところだけを埋めるものだからです。
保険が必要なのは「めったに起きないけど、起きたら人生が壊れること」だけ
保険の本質は、みんなでお金を出し合って、当たってしまった人を助ける仕組みです。つまり手数料のぶん、加入者全体では必ず払う額のほうが多くなります。だからこそ、入るべき保険は絞る必要があります。
判断基準はシンプルで、この2つの質問だけです。
- それは起きる確率が低いか?
- 起きたときの損害は、貯金でカバーできない大きさか?
両方YESのときだけ、保険の出番です。たとえば「一家の大黒柱が亡くなる」「火事で家を失う」「車で人にケガをさせる」。これらは確率は低いけれど、起きたら貯金では対応できません。
逆に「風邪で数日入院」は、起きる確率は高めでも損害は貯金で対応できるレベル。日本には高額療養費制度という強力な公的保障があり、医療費の自己負担には上限があります。ここを知らずに医療保険を厚くしすぎている人がとても多いのです。
見直しの手順は3ステップ
1. いま入っている保険をすべて書き出す
保険証券を集めて、「何に」「月いくら」「いつまで」払うのかを一覧にします。合計額を年間に直すと、たいてい驚きます。
2. 公的保障で何がカバーされるかを知る
会社員なら、健康保険・高額療養費制度・傷病手当金・遺族年金と、実はかなり手厚い保障をすでに持っています。民間保険は「公的保障で足りない部分」を埋めるもの。ここが見直しの核心です。
3. 「低確率×大損害」以外を解約・減額の候補にする
浮いたお金は貯金や投資に回せば、それ自体が「自分でかける保険」になります。
注意:見直しを保険の営業さんに相談しない
意地悪で言うのではありません。無料の保険相談は、新しい保険を売ることで成り立っているビジネスだからです。見直すなら、まず自分で基準を持つこと。この記事の「2つの質問」だけで、大半の判断はできます。※個別の契約判断は、中立的なファイナンシャルプランナーなど専門家への相談も検討してください。
まとめ
保険は付き合いやノリではなく、「低確率×大損害」と「公的保障の不足分」で選ぶ。この基準で見れば、必要な民間保険は思っているよりずっと少ないはずです。保険の見直しは、元手ゼロ・リスクゼロでできる最強の資産運用です。
「守る」を最初にやるべき理由はお金の勉強の順番の記事で解説しています。

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